今回は狂言師の和泉元彌(いずみ もとや)さんの若い頃についてみていきましょう。
また、和泉元彌さんの現在は本業の狂言に力を入れているそうですが、本当でしょうか。
和泉元彌の若い頃
和泉元彌さんといえば、一時期世間をにぎわせた母の節子さんとともに、テレビに引っ張りだこでしたよね。
父・和泉元秀の元で狂言を学び、3歳の時に初舞台を踏んでからずっと狂言師として活躍しています。
和泉流宗家継承騒動などもあり能楽協会から退会処分を受けてからは、株式会社和泉宗家の自主公演のみ出演しています。
そんな和泉元彌さんの若い頃を見てみると、かなりのイケメンですよね!
引用:nhkアーカイブ
引用:naverまとめ
00年代のワイドショーの主役と言うと、真っ先に浮かぶのは和泉元彌ではないだろうか?
スポンサーリンク足掛け7年ほども世間を騒がせ続けた芸能界屈指のトラブルメーカーである。
世間的には無名だった狂言師・和泉元彌の名が一気に広まったのは、2000年2月のこと。
翌年のNHK大河ドラマ『北条時宗』の主演として発表されたことがきっかけである。
まずは02年に「お家騒動」が大々的に噴出する。
きっかけは過去にあった。95年の父の死に伴い「和泉流二十世宗家」を名乗っていた元彌だったが、これがマズかった。
要は、必要な手続きや了解を得ずに勝手に継承してしまっていたのである。
1998年にコーヒーのCMで注目されたときもそのイケメンっぷりが話題になっていました。
しかし、順風満帆なタレント生活を送っていた矢先に「ダブルブッキング事件」と言われる“世紀の大移動”が起こりました。
そんな和泉元彌さんは最近めっきりテレビへの露出が減っているように見えますが・・・
和泉元彌の現在
和泉元彌さんは2008年春以降、妻である羽野晶紀さんのTV出演が影響し、和泉元彌さん自身も出演しながらタレント活動を再開しました。
2018年以降は和泉元彌さんのモノマネをしているお笑いコンビ・チョコレートプラネットがブレイクしたこともあり、テレビ番組での共演が増えています。
タレント活動以外では、歌やトークを交えたショー形式の狂言ライブや狂言教室がメインとなっています。
2005年の愛知万博(愛・地球博)や中華人民共和国での公演などにも狂言師として出演したが、現在の公演数は一時期に較べると減少し、国立能楽堂での公演も稀となり、自宅の稽古場(敷舞台)を会場にして公演を行ったこともある。
舞台で見かける機会は減ったものの、タレント活動と平行して狂言師としても活躍しているようですね!
和泉元彌の現在の年収
2002年に発覚した「和泉流宗家継承問題」を皮切りとしたさまざまなスキャンダルにより、和泉元彌さんはメディアから一次姿を消しました。
そういった事情から能楽協会関連の舞台に立つ事ができず、俳優業やプロレス業にも進出し、芸能活動に力を入れています。
そんな和泉元彌さんの現収入は、具体的な金額はわかりませんが、講師など定期的な収入があるため、生活苦には陥って無さそうです。
さらに、妻の羽野晶紀さんがバラエティ番組に多く出演されていているので、家計はまったく問題ないですね。
まだまだ問題は山積みのようでうが、これからの活躍に期待したいですね。
狂言師の年収
伝統芸能・狂言を演じる役者を狂言師と呼びます。
狂言は能楽の分野の一つで、所属する能楽協会の名簿では「狂言方能楽師」というそうです。
能と狂言とは違う分野なのすが、同じ日に上演されることが多いので、これらを総称して能楽と呼んでいます。
公文式のTVCMに、親子で出演している野村萬斎さんは有名で、ご存知の方もいるのではないでしょうか。
「陰陽師」や「のぼうの城」など俳優としても有名ですが、もちろん狂言師であって、プロの役者なのです。
狂言師の年収は、240万円~540万円程度です。アマチュア弟子からの謝礼も収入に含まれます。
能楽師の中では、能のシテ方、ワキ方よりも低く、お囃子(はやし)と同等です。
狂言師は勤め人ではありませんので、福利厚生などはありません。
意外と年収は多くないのですね・・・
狂言師になるには
伝統芸能の世界は世襲が大部分を占めており、狂言師も例外ではありません。
世襲を閉鎖的だと感じる向きもあるでしょうが、幼少の頃から稽古をし、生活の一部として伝統芸能に触れていた人と、まったく違う世界から来た人とでは、活躍ぶりに差が出るのも仕方ないことかもしれません。
よその世界で育った人が狂言師になろうとする場合、大変狭き門となります。
現在、能楽全般の研修制度として、日本芸術文化振興会や、大阪能楽養成会などで新人研修性を募集しています。
これ自体狭い門で、実技試験や作文などの選考を突破し、研修生として採用してもらわないとなりません。
その他には、直接狂言師に弟子入りするという手段もありますが、現実的になかなか厳しいようです。
狂言師のメリットデメリット
年収のとおり、狂言師=お金持ちになれるわけではありません。
大変な世界で生きていく割には給料は少ない・・・というのはデメリットといえますね。
伝統芸能の世界で生きていく信念を持たないと、続かないですね。
ただその分、本当にやりたい人には幸せな環境ですので、これはメリットといえますね。
伝統芸能を受け継ぐ仕事がやりがいになるといいですね。