今回はプロボクサー選手・井上尚弥(いのうえ なおや)さんの若い頃についてみていきましょう。
子供時代から現在までの覇王道を振り返っていきたいと思います。
目次
井上尚弥、小学校時代
井上尚弥さんといえば、第36代日本ライトフライ級王者で、現WBO世界スーパーフライ級王者に君臨しています。
国内最速記録で2階級制覇を達成し、ボクシングに興味がないひとでも知っているくらいの有名選手です。
世界からも高く評価されている井上尚弥さんは、小学校1年生のときから父の指導の下ボクシングを始めます。
初試合は小学校6年生の時で、全国大会で中学2年生を相手に、RSC(レフェリーストップコンテスト)勝ちをおさめて注目されます。
井上尚弥、中学校時代
中学校3年生のときに開催された第1回全国U-15大会で優秀選手賞を受賞します。
このころから、「ヤバイ中学生がいる」と話題になっていたそうです。
井上尚弥、高校時代は史上初のアマ7冠
井上尚弥さんは新磯高校(現・相模原青陵高校)に進学し、1年生でインターハイ・国体・選抜の三冠を達成しました。
また、アジアユース選手権でも銅メダルを獲得しています。
2年生になると世界ユース選手権ベスト16入りを果たし、国体連覇、全日本アマチュア選手権で準優勝という成績をおさめます。
3年生ではインドネシア大統領杯で初国際大会金メダルを獲得します。
アマチュア時代は同じく元アマチュア選手の父・真吾が経営していた井上ボクシングジムで練習をしていた。
プロ転向に当たり、父はプロでの実績あるジムのトレーナーに息子を預けようとしたが、尚弥本人が「父は塗装業を経営していたのに、それを捨ててまで自分たちのトレーナーに就いてくれたからもっと頑張らなきゃと思うし、親子で二人三脚でやって世界王者になる事が一番意味がある事だから他の人では駄目」と希望したことで父も専属トレーナーとして大橋ジム入りしている。
さらには世界選手権でもベスト16となり、国内では高校生初のアマチュア7冠を達成しました。
井上尚弥、2012年プロデビュー
プロデビューした2012年、ロンドンオリンピック予選会を兼ねたアジア選手権に出場し、銀メダルを獲得します。
優勝を逃したことにより、目標だったロンドンオリンピック出場を逃してしまいました。
プロ転向と同時にジムの大橋秀行会長によって「怪物(モンスター)」という異名をつけられましたが、ベビーフェイスで爽やかなルックスが特徴なので、あまり似合わないという声が多かったそうです。
井上尚弥、2013年8月25日、日本王座を獲得
2013年8月25日、日本ライトフライ級王者の田口良一選手と対戦します。
試合は判定勝ちで、辰吉丈一郎選手以来23年ぶりの国内最短4戦目で日本王座を獲得しました。
この勝利でOPBF東洋太平洋ライトフライ級1位にランクイン、WBA世界ライトフライ級5位などにも続々とランクインしています。
井上尚弥、2014年、2階級制覇
2014年12月30日、WBO世界スーパーフライ級王者と対戦した井上尚弥さん。
2回3分1秒KO勝ちで世界最速2階級制覇を達成しました。
それまで世界最速だったポール・ウェアーの記録を20年ぶりに塗り替え、歴史的な一日となりました。
井上尚弥、2015年に結婚
井上尚弥さんは2015年、高校の同級生だった咲弥(さや)さんと結婚しています。
高校に入学してすぐ付き合い始め、実に7年もの交際を実らせての結婚でした。
咲弥さんは一般人とは思えないほどの美貌をほこり、美男美女でお似合いですよね!
さらには2017年10月7日、第一子となる男の子が誕生しています。
井上尚弥、2016年、4度目の防衛
2016年5月8日、WBO世界スーパーフライ級で挑戦者デビッド・カルモナ(メキシコ)と対戦した井上尚弥さん。
右こぶしを負傷しながらも、判定勝ちを収めて2度目の防衛に成功しました。
2016年12月30日には元WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平と対戦し、4度目の防衛に成功しました。
井上尚弥、2017年、7度目の防衛
2017年5月21日、WBO世界スーパーフライ級2位のリカルド・ロドリゲスと対戦し、TKO勝で5度目の防衛に成功しています。
続く2017年9月9日には6度目の防衛に成功し、アメリカデビュー戦を飾っています。
そして年末には元フランスバンタム級王者のヨアン・ボワイヨと対戦し、TKO勝ちで7度目の防衛に成功しています。
井上尚弥、2018年、5月25日、3階級制覇
2018年5月25日、WBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネルに勝利し、日本最速となる3階級制覇を達成しました。
まさに歴史に残る瞬間ですね!
井上尚弥、2018年、10月7日、WBSS:WBA世界バンダム級1回戦突破
2018年10月7日、WBA世界バンタム級4位・元WBA世界バンタム級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノに勝利し、WBSSの準決勝に進出しました。
この際井上尚弥さんの高速ワンツーがクリーンヒットし、パヤノは後頭部から倒れ、キャリア初のKO負けとなりました。
もはや向かうところ敵なしですね!
井上尚弥、2019年現在の画像。
3階級制覇を成し遂げた井上尚弥さんですが、そのベビーフェイスは健在です。
井上尚弥さんは次回、2019年5月18日にイギリスでの試合が決定しています。
IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲスとWBSS準決勝が控えているので、体調に気をつけつつがんばってほしいですね!