今回は女優・吉行和子(よしゆき かずこ)さんの若い頃についてみていきましょう。
吉行和子さんの若い頃の画像が美人という噂や、女優を目指すきっかけや現在についても調べてみました!
吉行和子の若い頃の画像が美人
御年80歳を超えている吉行和子さんですが、現在も現役として第一線で活躍しているベテラン女優の吉行和子さん。
女優以外でも、エッセイストとして高い評価を受けています。
そんな吉行和子さんですが、若い頃の画像が非常に美人だと評判のようです。
デビューして間もない頃の写真を見てみると、すでに人気女優のオーラをはなっていますよね。
劇団を退団したあともその人気は衰えず、ファンがたくさんいたようです。
本当にとっても美人ですよね!
吉行和子の若い頃の活躍
吉行和子さんが劇団に入団した当初は、時代的にもお芝居で食べていけるのは一握りの存在で、劇団の運営も厳しかったそうです。
今の女優のように高収入でもなく、33歳の時民藝を退団しています。
その後寺山修司さんや唐十郎さんが率いる劇団に入団し、舞台「蜜の味」で紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞しました。
吉行和子さんの当時の画像を見てみると、清楚で儚げな中にもはっきりとした目鼻立ちが特徴ですよね。
昔の作品としては「ヤヌスの鏡」が有名ですが、このときすでにアラフィフだったといいますから驚きです!
吉行和子が女優を目指すきっかけ
吉行和子さんは最初から女優を目指していたわけではなく、趣味だった裁縫や絵を活かせる衣装や美術の裏方志望でした。
高校時代はいくつかお芝居を見物し、最初に観た劇団「民藝」が衝撃的で、高校3年生のときに応募したそうです。
見事合格すると、入団2年目にして舞台「アンネの日記」の主人公であるアンネ・フランク役に抜擢されます。
もともとアンネ役はオーディションで選ばれた別の人が演じる予定でしたが、幕が開くとアンネ役が風邪で声が出なくなってしまい、急きょ吉行和子さんがピンチヒッターとして呼ばれたそうです。
吉行和子さんはセリフを全て覚えていたそうで、すごい奇跡ですよね!
デビューしてからは舞台で活躍していた吉行和子さんですが、舞台だけでは劇団の運営費用が回らず、映画や広告出演で得た収入で切り盛りしていました。
そのようなギリギリの運営で、吉行和子さんの月給は30歳までたった2万円だったそうです。
そのためはたから見ると華やかな映画出演も、当時はそこまで楽しめなかったそうです。
そして、吉行和子さんは33歳の時に劇団「民藝」を退団し、唐十郎さん、寺山修司さん、鈴木忠志さんなど名演出家が運営する劇団に入団します。
今までの芝居とは全く違う環境で、演技にどんどんのめり込んでいったそうです。
その後舞台「少女仮面」へ出演を打診され、「ここから再度青春が始まる!」と奮起したそうです。
吉行和子さんが芝居の楽しさを学んだのはこのときからで、それ以降は自分がやりたい演目でスタッフを集め、舞台を上演するようになります。
また、「3年B組金八先生」「ふぞろいの林檎たち」「ナースのお仕事」などさまざまなテレビドラマにも出演しています。
吉行和子の生い立ち
吉行和子さんの父親は作家・吉行エイスケさん、母親は美容師の吉行あぐりさんです。
さらに兄は作家の吉行淳之介さん、妹も同じく作家の吉行理恵さんと、芸の道を極めた一家にうまれています。
吉行エイスケさんはダダイズムの作家として活動していましたが、なかなか売れず34歳の若さで亡くなっています。
吉行あぐりさんは1997年放送NHK朝の連続テレビ小説「あぐり」のモデルで、97歳まで現役で美容師をしていました。
吉行和子さんは母親が一生懸命仕事に打ち込む姿に感銘をうけたそうです。
兄の吉行淳之介さんは1954年、「驟雨(しゅうう)」で、「第31回芥川賞」を受賞しています。
小説以外でも週刊誌に対談コーナーを連載しており、「座談の名手」として有名でしたが、 70歳のときに癌で亡くなっています。
妹の吉行理恵さんは詩人から小説家になり、家族の中では唯一メディアに登場することがありませんでした。
妹さんも癌のため 66歳で亡くなっています。
吉行和子さんは生まれつき体が弱く、喘息もちだったそうです。
そのため家で過ごすことが多く、本を読むことが好きな少女でした。
中学3年生の時に劇団「民藝」の舞台を見物にいき、自分が読んでいた本の中の人物が現実に存在することにとても驚いたそうです。
そこからこの世界に私も入りたいと思うようになります。
吉行和子の現在
そんな吉行和子さんは現在も女優として活動しています。
以前「ぴったんこカン★カン」に出演した際、顔が不自然だったようで病気の可能性を疑われていましたが、そのような事実はありませんでした。
肺を患っているという噂がありましたが、幼少期ぜんそく持ちだったこともあり、成人後も治っていなかったので、薬を飲みながら芝居をしていました。
そのことから、病弱なイメージがあったのでしょうね。
私生活では離婚経験があるようで、20代の頃に一度結婚しますが、人と一緒に暮らすことが向いていなかったそうです。
自身のことを典型的なB型で、基本的に人のことはどうでもいいと思うそうです。
病弱で幼い頃から一人遊びが得意だった吉行和子さんですから、人に合わせるのは向いていないのかもしれませんね。
80歳を回ってもますます輝いている吉行和子さんは、これからもベテラン女優として活躍して言ってほしいですね!